この記事ではプロモカード『殿堂の書』の効果と使い方を解説していきます。
『殿堂の書』の効果と評価解説
効果
このカードを使ったら、自分の番は終わる。
自分の山札を3枚引く。
グッズ1枚で3枚引ける代わりに強制ターン終了のデメリットがあるカード。
昔使われていたスタジアムの『トロピカルビーチ』をコンパクトにした感じのカードです。
ターン終了がデメリットにならない先攻1ターン目に使うのが一番いいでしょう。
また、攻撃を必要としないLO(ライブラリーアウト)などのでデッキでも採用が検討されます。
『殿堂の書』と相性のいいカード
ジラーチ
突然、トレーナーズが流行ったり、高騰し始めたらだいたい『ジラーチ』のせいですね。先攻1ターン目に『殿堂の書』を確実に使えるような組み合わせではないですが、1枚なら入れてもいいと思えるぐらい相性はいいです。
デンジ
グッズと雷エネルギーを1枚ずつサーチできるサポート。『殿堂の書』を持ってこれば、実質3枚ドロー+雷エネルギー1枚となります。
マサキの解析
山札を上から7枚確認して、その中にあるトレーナーズを2枚まで加えることができます。
『殿堂の書』採用のデッキレシピ
新潟CL8-1-1 (28位)
“ジラーチサンダース”
先攻はデンジ殿堂の書、後攻はデンジエネルギースピナーで圧倒的なアド差を付けます。
ミラーは先でも後でもデンジまんたんのくすりでダメージレース捲くれます。
カプコケコGXが色々なデッキに有効なので2枚。
エレパ溜め込むからシロナは弱いです。 pic.twitter.com/IAH7pB2Skx
— シャロン (@syaronalex) 2018年12月2日
『ジラーチ』や『デンジ』採用のデッキでちょくちょく見かけるようになってます。
『殿堂の書』の入手方法
過去に開催された殿堂レギュレーションの公認ジムバトル優勝景品として入手できました。(開催期間は2017年11月)
どういう大会なのか、公式から引用すると
2006年に発売された「ポケモンカードゲームDP」シリーズ以降のカードをほぼ全て使用できるレギュレーションで、昔集めたカードたちを再び活躍させることができる大会です。「殿堂バトル」の参加者には、参加賞として過去のプロモカードパック1パックをプレゼント。さらに、優勝するとサン&ムーンシリーズバージョンのプロモカード(キラ)「殿堂の書」をプレゼント!
※「殿堂レギュレーション」の使用可能なカードが2017年9月29日より一部変更になりました。詳細についてはこちら。
こんな感じの大会。読んでもよく分からんという人も多いと思うので、実際に使われたデッキをご紹介。
【11月殿堂バトル】ポケモンカード店舗大会優勝デッキレシピ【前半】
【11月殿堂バトル】ポケモンカード店舗大会優勝デッキレシピ【後半】
与えるダメージ自体はサンムーンシリーズのカードの方が高いです。ただ、サポートやグッズの効果などを考えると昔の方がカードパワーが高かった。
そして、特性以外に「ポケパワー」や「ポケボディ」という項目もあるので、特性ロックじゃロックしきれない環境でもありました。
パワーカードの応酬で非常に面白い環境ではありますが、カードの流通量/入手手段が少ないので、新規の人口が増えた今のポケカでは今後開催されないだろうと思います。
『殿堂の書』の入手方法に話を戻すと、ご覧の通り現時点では新品の入手方法がありません。
頻繁に採用されるカードではないですが、採用デッキが活躍する可能性も十分に考えられる厄介なカードとなりますね。相場も読みづらく、いつ買えばいいのかも分からないので、組みたいデッキがあれば買うでいいと思います。
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