シティリーグ東京優勝 ゼラコケピカゼク解説【2018年12月】

シティリーグ東京優勝 コケコライコウピカゼク

こんにちは、Summit(@piplup_1217)と申します。
シティリーグシーズン2東京大会にて優勝したレシピについての記事です。

このデッキを選択した理由

まず始めにこのデッキを選択した理由ですが、環境で多い(12月上旬時点)ジラーチサンダーやそのメタとして有力なダメカンをバラまくデッキ、この2つに強くしたいと考えたところから始まりました。

現在のスタンダートレギュレーションに切り替わってから好んで使っていたいくつかのデッキの中に雷デッキがあったのですが、その中でもライコウに注目しました。ワザ、とどろくらいめいとエレキパワーを併用することで雷弱点のサンダーを倒しつつ後ろのアタッカーを育てられます。さらにHP120なのでアサルトサンダー+エレキパワー1回ではライコウが倒れない点も強力です。

次に有力なアタッカー候補としてゼラオラGXが上がるのですが、環境に闘タイプも多いためゼラオラGXだけに特化させるのは難しいと判断しました。そこで闘弱点ではなくワザもエレキパワーやGXワザを絡めることで高火力を出せるカプ・コケコGXを主体にすることを決めました。カプ・コケコGXはアセロラと相性がよいので、ジラーチサンダーなどに有効なダメカンをバラまく戦術に強くしたいとの思考ともマッチしました。

採用カードについて

このデッキは相手によって臨機応変にアタッカーや戦術を変えていきます。

ポケモン

ライコウ

ライコウ

デッキの要であり上記に述べた通りです。
スタート率を上げるために3〜4も検討しましたが、増やしたところで他のポケモンの種類が多い、1試合中に1匹〜2匹しか動かさない、などの理由から2枚に抑えました。

ゼラオラGX

ゼラオラGX

ワザも特性も非常に強力なGXメインアタッカー。
相手が展開スピードの速いGXデッキだった時はフルボルテージGXを狙うこともありますが、後述するカプ・コケコGXのGXワザを使いたいことやエネルギーを序盤に多くトラッシュするカードが入っていないためあまり使いません。

闘デッキに対しては出さないように立ち回る必要があり、スタートした場合はアセロラで戻しておきたいです。

カプ・コケコGX

カプ・コケコGX

GXワザが刺さりやすく弱点がない非常に優秀なメインアタッカー。
ゼラオラGXと違い通常ワザのダメージが30、HPが20低いので基本はゼラオラGXで攻撃したいところですが、闘デッキやGXワザが刺さる相手には積極的に出していきたいので2枚採用しています。

エアロトレイルとアセロラを組み合わせることでエネルギーを引き継ぎながらダメージを帳消しにできるコンボも非常に強力です。

ピカチュウ&ゼクロムGX

ピカチュウ&ゼクロムGX

タッグチームGXであり、非常に強力なワザとHPを兼ね備えています。
倒されると3枚取られてしまうこと、通常のワザがゼラオラGXより10低いこともありアタッカーとしての優先度は低いです。

しかしGXワザでカプサンダーGXが刺さらない状況でも確実に200(エレキパワーやハチマキで260までは積極的に狙えるライン)出せる点、高いHPとアセロラの相性がいいことから採用。
フルボルトで後ろを育て、ダメージが増えたらアセロラで戻る動きは非常に強力です。
このデッキではタッグボルトGXの効果の条件を満たすことを基本的には考えていませんが、特定の非GXデッキに対しては相手のデッキエンジンとなるポケモンを2体同時に倒して機能を止めるために狙うプランもあります。

サンダー

サンダー

ゼラオラGXやピカチュウ&ゼクロムGXで戦いたくない闘デッキに対して有効なアタッカー。
相手が進化前のポケモンをベンチに置いている、デッキを円滑に回すための特性を持ったポケモンがいる、苦手なアローラベトベトンの進化前(アローラベトベター・メタモン◇)がいる場合グズマを使って序盤から相手を倒しに行ける点も優秀です。
グズマの他にも特性じんらいゾーンやアセロラのおかげでアサルトサンダーの条件は満たしやすいです。

カプ・コケコ◇

カプ・コケコ♢

説明不要な強さですね。
カプ・コケコGXとの相性が非常にいいです。

マーシャドー

マーシャドー

相手の手札に干渉できる特性を持っています。アローラロコンのみちしるべ、ニンフィアGXのマジカルリボン、ダイゴの決断、メタグロスGXやレックウザGXのGXワザ、これらのカードやワザを使ったタイミングで出したいカードです。これを決めれるかどうかで勝率が変わってきます。
ただし自分も手札事故を起こす危険性があるので、自分がサイドを取れるタイミングや次のターンに手札が少なくても動ける盤面であることを的確に見極めてベンチに出す必要があります。

カプ・テテフGX

カプ・テテフGX

説明不要な強力な特性を持っています。
ドローソースになりうる特性や任意のカードをサーチできるカードは他にも存在しますが、サポートの枚数が多く、グズマ・アセロラ・デンジなどドローサポート以外も的確に使い分けたいので適任であるカプ・テテフGXを選択しました。

グッズ

ハイパーボール

ハイパーボール

雷エネルギーやそのマッチで使用する優先度が低いカードをトラッシュしながらポケモンを持ってこれる万能カード。
4枚では足りないくらいです。

エレキパワー

エレキパワー

GXアタッカーの打点を上げることはもちろん、ライコウの打点をあげて進化前のたねポケモンを倒すなど様々な場面で活躍します。

こだわりハチマキ

こだわりハチマキ

エレキパワーと併用してHPの高いポケモンを倒すために使います。
進化GXなどに対してはエレキパワーを極力温存したいので、3枚採用しています。

ダートじてんしゃ

ダートじてんしゃ

圧縮目的で採用しています。
あわよくばエネをトラッシュできる、エレキパワーを手札に引き込める、事故を回避できる、などなど1つ1つの可能性は低いので過信は禁物ですが、圧縮しながら何らかのメリットになり得ます。何より後半にドローサポートを使った際に目的のカードを引ける可能性が高まるのが第1の採用理由であり、実際に有りと無しで試したところデッキの回りが大分変わりました。

サポート

リーリエ

リーリエ

安定したドローサポート。最初のターンに撃てるのが理想ですが、割と手札消費をしやすいデッキなので強力です。

シロナ

シロナ

安定したドローサポートその2。グッズなどで的確にデッキを圧縮し手札を消費してから使うことで目的のカードを引ける確率が高くなります。
エレキパワーとの相性がいいわけではありませんが的確に圧縮しつつ順番や場面を考えて使えば困る局面はありませんでしたし、何より特定のカードが戻ってくるデメリットより6枚引きなおせるメリットの方が非常に大きかったです。

デンジ

デンジ

エレキパワーを持ってくることはもちろん、ハイパーボールを持ってきてそのまま手札に加えたエネルギーごとトラッシュすることも多かったです。手札消費はしてしまいますが、手札を減らすことでリーリエなどと兼ね合いもよくなります。
雷エネルギーがあれば動けるターンなどは次のターン以降に差し支えない手札であれば手札が少なくてもドローサポートより優先して使うこともあります。

グズマ

グズマ

このカードがあれば勝てるという場面、序盤に苦手なポケモンをライコウやサンダーで倒したいこともあり4枚採用。

アセロラ

アセロラ

戒めの祠などダメカンをバラまくデッキやGXアタッカーを1撃で倒しきれない中打点デッキに対して非常に強力なカード。
相手からのダメージを軽減できるエーテルパラダイス保護区とはもちろん、エネルギーを引き継げるカプ・コケコGXや自身が手札に戻る前に後ろのアタッカーを育てることが可能なピカチュウ&ゼクロムGXとは非常に相性がいいです。

スタジアム

エーテルパラダイス保護区

エーテルパラダイス保護区

アセロラなどと非常に相性がよく、強力なスタジアム。
しかしフィールドブロアーやスタジアムを張り替えられることで対処されてしまうことがあるので過信は禁物です。

サンダーマウンテン◇

サンダーマウンテン♢

序盤に使うことで手張り権を後ろに回せ、終盤に使うことで逆転も狙えるカードです。

エネルギー

雷エネルギー

ここは色々試したのですが、サポートやダートじてんしゃによるエネルギーの引きやすさやトラッシュしやすさを考慮した上で12枚が1番しっくりきました。

採用候補のカード

今回は見送りましたが、環境によって全く変わってくるので参考程度に。

ネストボール

ネストボール

ポケモンの種類が多い上にデンジで加えることも出来るので非常に相性がいいです。
しかし序盤だとエネルギーをトラッシュできるハイパーボールを多用する、後半はカプ・コケコGX、カプ・テテフGX、マーシャドーなど手札から場に出すことで使える特性のポケモンを加えたい、練習の中でネストボールが無ければ勝てなかったという試合がなかったために思い切って今回は不採用にしました。

もちろんあるとないとで手札管理が大分変わってくるのでこれを参考に雷デッキを使用される方はまずは1枚でも入れて始めることをオススメします。

エリカのおもてなし

エリカのおもてなし

中盤以降は複数枚カードを引ける上にエレキパワーなどを手札に温存しながらドローできる強力なカード。
序盤にこのサポートだけを引いてしまった際の不安定さや、基本手札消費をするのでリーリエで引ける枚数やシロナで山札に戻る枚数的に問題ないと判断したために不採用にしました。
正直ここに関しては発売から思考時間が足りなかったのもありますが、実際シティリーグで試合をしていく中で1〜2枚入れるといいかなと感じました。

エネルギー付け替え

エネルギーつけかえ

ピカチュウ&ゼクロムGXを主軸にしてフルドライブでエネルギーを加速、さらにはタッグボルトGXの追加効果を狙う場合は複数枚入れることをオススメします。
今回はピカチュウ&ゼクロムGXに特化したわけではなく、場に出すことが多いカプ・コケコGXのエアロトレイルでエネルギーをまとめられる、とどろくらいめいなどやせんじんのまいを的確に見極めて使用すれば付け替えなくてもしっかり管理できると考えて不採用にしました。

フィールドブロアー

フィールドブロアー

デンジで必要な時に加えることもできるのであると便利です。
今の環境で優先してトラッシュしたい道具がムキムキダンベルとのろいのおふだで、ムキムキダンベルはGXワザやエレキパワーで、のろいのおふだはアセロラで誤魔化すことができます。
さらにスタジアムをトラッシュしたいときはこちらからスタジアムを張り替えればいいということで今回は候補から外しました。

デンジュモクGX

デンジュモクGX

やや不利なルガルガンゾロアークデッキが多い環境では入れると勝率を上げることができます。
アローラベトベトンのかがくのちからが働いているときは無力ですが、どの道このデッキではアローラベトベトン及びその進化前(アローラベトベター・メタモン◇)を倒しに行かなければならないのは変わりません。
今回は大会の性質や環境をみて勝ち上がってくるルガルガンゾロアークデッキは少ないと読んで不採用としました。
他にはレインボーエネルギーやカウンターエネルギーだけのデッキに対しても強力な圧力になります。

立ち回り

基本的にはライコウやカプ・コケコ◇を駆使してゼラオラGXやピカチュウ&ゼクロムGXにエネルギーを付けて攻撃するというシンプルな戦略がメインとなりますが、相手のデッキによって臨機応変に対応する必要があります。

例えば雷タイプの弱点を突いてくるマッシブーンGXデッキなどは闘抵抗であるサンダーや弱点がないカプ・コケコGXで戦います。
エレキパワーやこだわりハチマキを絡めてアサルトサンダー2回やてんくうのツメ1回でマッシブーンGXを倒すことを意識しましょう。序盤のジェットパンチを闘抵抗のサンダーで受けつつアセロラできると非常に強いです。
極力闘弱点のGXポケモンは出さないようにする必要がありますが、どうしてもスタートしてしまった場合はアセロラで戻す、マッシブーンのスレッジハンマーの条件を満たさないよう注意して立ち回りましょう。

ジラーチサンダーデッキに対してはこちらからもサンダーでジラーチを狙うプランはもちろん、サンダーに対してライコウのとどろくらいめい+エレキパワー1枚で倒しつつ後ろにエネルギーを付けるプランも強力です。相手のカプ・コケコGXに1体倒されることを想定してGXアタッカーを2体用意、又はこちらもカウンターとしてカプ・コケコGXを出せるよう意識して立ち回りしましょう。アサルトサンダーで乗ったダメカンをアセロラでなくせる点も強力です。

ピカチュウ&ゼクロムGXに特化したデッキ対してはカプ・サンダーGXを使うことが鍵となります。ただカプ・コケコGXはHPが170なので、タッグボルトGXの追加効果を使われないようエネルギーが溜まっているピカチュウ&ゼクロムGXを的確に狙うこと、HP170以下のポケモンを出すタイミングには注意しましょう。出来ればゼラオラGXなどで応戦し、向こうから取られるサイドは2枚、こちらはサイドを3枚取れるよう立ち回りたいです。

レックウザGXやウルトラネクロズマGX、ズガドーンGXを始めとしたGXを活かしたスピードとパワーのあるデッキに対してはとどろくらいめい、フルドライブ、カプ・コケコ◇、サンダーマウンテン◇などをフルに活用してゼラオラGXを育て、スピード負けしないようにしましょう。ただ他のデッキにも言えることですが、アタッカーを1体倒されてもすぐに応戦できるよう考えてベンチを育てる必要があります。1匹にエネルギーがついたからといって後の展開を考えず無理に攻め急ぐのは危険です。

かいてんひこうや戒めの祠を使ったダメカンをバラまくデッキに対してはアセロラを使うことはもちろん、ベンチにポケモンを展開し過ぎないことが重要です。
非GXデッキではベンチのポケモンの特性を活かしてドローしたりデッキを回していくことが多いので、アタッカーを倒すより相手のベンチにいるデッキのエンジンとなるポケモンを先に倒すことが有効な場合も多いので先に倒すべきポケモンを見極めましょう。

最後に

最近ポケモンカードを始めたプレイヤーも多い時期でもあり、1人でも多くの方の参考になればなとの思いで綴らせていただきました。
このデッキはあくまで環境(12月上旬時点)を意識してこの60枚になっただけでありこのデッキは完成形ではありません。例えば注目されているピカチュウ&ゼクロムGXを最大限活かすのであればもっとパワーも安定性も高いデッキはいくつも存在します。あくまでこのデッキの強みは環境に臨機応変に対応できる点や相手から想定しずらい立ち回りもできたことにあります。環境は日々変わりますしカードの採用理由なども公開した今、このレシピそのままではシティリーグ時点より勝ちにくいと思います。

ただ逆に言えばまだまだこのレシピも無限に進化の可能性を秘めています。このデッキを参考にしていただくプレイヤーの方もいらっしゃるかと思いますが、是非自分の手に馴染むようどんどんカードを入れ替えたりしてほしいと思います。環境やどのデッキ勝ちたいかでレシピはどんどん変わっていきます。1枚カードを変えるだけでバトルの中でも色んな変化があるので難しい反面とても楽しいです。そうやって試行錯誤を繰り返していくのもこのゲームの醍醐味かなと思います。
自分の手でデッキをどんどん進化させて貴方のオリジナルの60枚でポケモンカードを楽しんでいただけたら幸いです!

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